Regulated Cannabinoid Testing

HHC・CBN・規制カンナビノイド検査— 指定薬物の不検出確認を専門機関が解説

HHC・THCHなどの合成カンナビノイドに加え、CBNが2026年6月1日に指定薬物に指定され、製品・在庫の含有確認はすべてのCBD・ヘンプ事業者に共通の課題となりました。 HHC・Δ8-THC反応副産物を商業的に検査した世界初の検査機関であるKCAラボが、規制カンナビノイド検査の基礎から不検出確認の進め方までを解説します。

このページの要点

  • CBN(カンナビノール)は2026年6月1日に指定薬物に指定。CBN含有製品の製造・輸入・販売・所持・使用等が原則禁止に(厚生労働省発表)
  • CBNは製品の劣化やTHCの酸化で生成され得るため、意図的に添加していないフルスペクトラム製品でも検査による含有確認が重要
  • HHC等の合成カンナビノイドは指定薬物として順次追加されてきた経緯があり、製品の継続的な不検出確認が必要
  • KCAラボはHHC・Δ8-THC反応副産物を商業的に検査した世界初の検査機関。70種以上のカンナビノイドに対応し、「規制カンナビノイド不検出確認検査パネル」「安全安心パネル」で網羅的に確認

規制カンナビノイド検査とは

規制カンナビノイド検査とは、HHC・CBN・THCHなど日本の法令で規制対象とされるカンナビノイドが製品や原料に含まれていないことを、独立した第三者検査機関が科学的に分析・確認することです。結果はCOA(成分分析書)として発行され、製品の法令適合性を客観的に示す証拠となります。

日本のカンナビノイド規制は大きく2つの枠組みで構成されています。

  • 改正大麻取締法(2024年12月12日施行) — Δ9-THCの残留限度値(油脂・粉末10ppm/水溶液0.1ppm/その他1ppm)を定め、超過した製品は「麻薬」として規制されます。詳しくはTHC検査の解説ページをご覧ください。
  • 指定薬物制度(医薬品医療機器等法) — HHCをはじめとする合成カンナビノイドや、2026年6月1日に指定されたCBNなどが対象。指定薬物を含む製品は製造・輸入・販売等が原則禁止されます。

CBD製品そのものの検査(含有量表示やTHC残留限度値の確認)については、CBD検査の解説ページで詳しく解説しています。本ページでは、指定薬物として規制されるカンナビノイドの「不検出確認」に焦点を当てます。

【重要】CBNの指定薬物指定(2026年6月1日施行)

CBN(カンナビノール)は2026年6月1日に指定薬物に指定されました(厚生労働省発表)。

CBN含有製品の製造・輸入・販売・所持・使用等は原則禁止となります。CBD・ヘンプ製品を取り扱う事業者は、在庫・製品にCBNが含まれていないかの確認が急務です。

注意すべきは、CBNを意図的に添加していない製品でも、CBNが含まれている可能性があるという点です。CBNは製品の劣化やTHCの酸化によって生成され得ることが化学的に知られており、フルスペクトラム製品ではCBD原料の劣化や製造過程でCBNが生じる場合があります。 「配合していないから問題ない」と判断せず、第三者検査による不検出確認で客観的に裏付けることが、在庫・製品のリスク管理として重要です。

なお、厚生労働省の発表では救済措置も示されています。難治性疾患等の患者は「指定薬物の用途に係る確認書」を取得することで継続使用が可能となり、販売事業者には麻薬取締部への誓約書提出等の措置が設けられています。 該当する可能性のある事業者・利用者の方は、最新の行政情報をご確認ください。

HHC等の合成カンナビノイド規制の経緯 — 指定薬物は順次追加される

HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)をはじめ、THCHなどの合成・半合成カンナビノイドは、流通の実態を踏まえて指定薬物として順次追加されてきた経緯があります。ある時点で合法的に流通していた成分が、その後の指定により規制対象となるケースが繰り返されてきました。2026年6月1日のCBN指定も、この流れの延長線上にあります。

事業者にとっての実務的な帰結はシンプルです。一度検査して終わりではなく、規制の動向に応じて製品・在庫の確認を継続する必要があるということです。原料ロットの切り替え時、製造工程の変更時、そして新たな成分が指定薬物に追加されたときには、対象成分の不検出確認を改めて行うことをおすすめします。

KCAラボは、HHC・Δ8-THC反応副産物を商業的に検査した世界初の検査機関として、規制カンナビノイド分析の知見を蓄積してきました。対応カンナビノイドは業界最多の70種以上にのぼり、新たに規制される成分にも機動的に対応しています。

意図しない副産物の問題 — Δ8-THC等の反応副産物

規制カンナビノイドのリスクは、意図的な添加だけではありません。Δ8-THCなどの反応副産物は、原料の処理や製造の過程で意図せず生成され得ます。CBNが劣化・酸化により生じ得るのと同様に、「配合していない=含まれていない」とは限らないのが、カンナビノイド製品の品質管理の難しさです。

こうした副産物の有無を確認するには、対象成分を個別に分離・同定できる高感度な分析体制が必要です。KCAラボはHPLC-PDA、LC-MS/MS、GC-MS/MSなどの分析機器を備え、ISO/IEC 17025基準の品質管理のもとで、構造の近いカンナビノイドを区別して分析します。 副産物の検査実績については、HHC・Δ8-THC反応副産物の商業検査を世界で初めて実施した実績が裏付けとなっています。

KCAラボの「規制カンナビノイド不検出確認」対応

KCAラボジャパンでは、日本の規制に対応した不検出確認のための検査パネルをご用意しています。確認したい範囲に応じてお選びいただけます。

規制カンナビノイド不検出確認検査パネル

日本で規制されている副産物・合成カンナビノイド(HHC・Δ8-THC・CBN等)の不検出を網羅的に確認するパネルです。

安全安心パネル

規制カンナビノイドに加えて、アセテート系カンナビノイドの不検出までさらに網羅的に確認するパネルです。

世界初のHHC商業検査実績

HHC・Δ8-THC反応副産物を商業的に検査した世界初の検査機関。業界最多の70種以上のカンナビノイドに対応します。

認定・登録に基づく信頼性

ISO/IEC 17025認定(PJLA)、厚生労働省の指定外国検査機関・Δ9-THC検査可能機関、米国DEA・USDA登録。2019年の設立以来、世界30カ国・2,000以上のクライアントに検査を提供しています。

費用は検査パネルと検体数によって変動します。概算は料金シミュレーターでその場でご確認いただけます。

規制カンナビノイド検査の流れ — お問い合わせからCOA発行まで

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    お問い合わせ・お見積もり

    フォーム・メール・LINEで受付。確認したい規制カンナビノイドの範囲に応じて、最適なパネルをご提案します。

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    検体の送付

    液体で約5〜10mL、固形物で約5〜10gを目安に、米国ケンタッキー州のラボへ送付いただきます。

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    分析の実施

    HPLC-PDA、LC-MS/MS、GC-MS/MSなどの分析機器で、ISO/IEC 17025基準の品質管理のもと分析します。

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    COA(成分分析書)の発行

    検体到着後、通常1〜2週間程度で発行。検査結果は許可なく第三者に開示されることはありません。

COA(成分分析書)の読み方はCOA解説ページで詳しく説明しています。

HHC・CBN・規制カンナビノイド検査に関するよくあるご質問

CBNはいつから規制されますか?
厚生労働省の発表に基づき、CBN(カンナビノール)は2026年6月1日に指定薬物に指定されました。これによりCBN含有製品の製造・輸入・販売・所持・使用等が原則禁止となります。難治性疾患等の患者については「指定薬物の用途に係る確認書」の取得により継続使用が可能となるほか、販売事業者には麻薬取締部への誓約書提出等の救済措置が設けられています。
フルスペクトラム製品にCBNが含まれる可能性はありますか?
可能性はあります。CBNは製品の劣化やTHCの酸化によって生成され得ることが化学的に知られており、CBD原料の劣化や製造過程で意図せず生じる場合があります。意図的に添加していない製品でも含有していないとは断定できないため、第三者検査機関による不検出確認をおすすめします。
HHCが検出された場合はどうなりますか?
HHCなどの指定薬物が検出された製品は、日本国内で原則として製造・輸入・販売等ができません。だからこそ、流通前の原料・製品段階で不検出を確認しておくことが重要です。なお、検査結果はお客様の許可なく第三者に開示されることはありません。
どの成分(カンナビノイド)まで網羅できますか?
KCAラボは業界最多の70種以上のカンナビノイドに対応しています。日本で規制されている副産物・合成カンナビノイドを網羅的に確認する「規制カンナビノイド不検出確認検査パネル」と、さらにアセテート系カンナビノイドの不検出まで網羅確認する「安全安心パネル」をご用意しています。
検査の納期はどのくらいですか?
検体がラボに到着してから通常1〜2週間程度でCOA(成分分析書)を発行します。検体量の目安は液体で約5〜10mL、固形物で約5〜10gです。
意図的に添加していなくても検査は必要ですか?
確認をおすすめします。Δ8-THCなどの反応副産物は製造工程で意図せず生成され得るほか、CBNも劣化や製造過程で生じる可能性があります。指定薬物は順次追加されてきた経緯があり、製造時点で問題がなくても規制の変化により確認が必要になる場合があります。定期的な不検出確認が在庫・製品のリスク管理につながります。

その他のご質問はよくあるご質問用語集をご覧ください。

最終更新日: 2026-06-10 / 本ページの法規制に関する記載は、改正大麻取締法(2024年12月12日施行)および厚生労働省によるCBNの指定薬物指定(2026年6月1日施行)の発表に基づきます。最新の規制情報は必ず行政の公式発表をご確認ください。

検査のご依頼・お問い合わせ

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