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品質・安定性に関する検査・分析
品質・安定性に関する検査の種類
- 安定性試験
- 湿度測定
安定性試験とは
特定の保存条件下で、時間の経過とともにその品質特性(物理的、化学的、生物学的、微生物学的特性など)をどの程度維持できるかを評価する試験です。
例えば、高温・高湿などの条件下で短期間に製品の劣化を評価し、適切な賞味期限や使用期限を設定します。一般的には40℃・相対湿度75%などの条件で一定期間保管し、
- 有効成分の濃度低下
- 外観や香りの変化、微生物の増殖
などを調べ、常温保管での長期安定性を予測して使用期限を算出します。
カンナビノイド製品では、CBDなどの有効成分が分解・沈殿しないか、オイルベース製品の酸化や食用製品の風味・食感の変化がないか、特に注意します。メーカーの品質保証指標として非常に有用です。
新規製品のリリース時や処方変更・包装変更時などには、加速劣化試験を実施して将来的な品質問題を予防します。例えばCBDグミについて、6か月相当の加速試験を行い、CBD含有量の維持やカビの発生状況を確認することで、安全な市場流通期間を設定し、必要に応じて遮光ボトルや脱酸素剤の使用を検討するなど対策を講じます。
湿度測定とは
製品や原料の水分含有量を測定する検査です。日本においては、特にハーブ関連製品において重要な検査です。
水分が多すぎるとカビや細菌が繁殖しやすくなり、逆に少なすぎると有効成分の劣化や揮発が進むおそれがあります。例えば茶葉のような形で販売されるドライハーブ製品では、水分含有量10%以下を推奨とする事例もあり、それを超えるとカビ発生リスクが高まります。原料サプライヤーや乾燥ハーブを扱う事業者は、収穫後や輸送後に水分含有量を測定し、必要に応じて乾燥処理を行います。また、CBD配合の食品(クッキーやパンなど)でも、水分活性のコントロールはカビ対策のために重要です。
湿度測定は簡易な検査ですが、保管中の品質安定を確保する基本的な手段となります。適切な水分管理により、品質のばらつきを防ぎ、長期にわたり安全な製品を提供できます。
本分析を必要とする方, 推奨する方
カンナビノイド製品に関わる全ての事業者の皆様
- 原料供給者
- 最終製品の製造者
etc